落葉後の樹形の続きを。
まずは、雑木の代表格、
シャラノキ。仙台ではナツツバキと言うよりシャラと言いますね。
ツバキ科ナツツバキ属。
花が咲く6月から7月が一番の晴れ姿かもしれませんが、落葉後の幹肌も見どころの一つだと思います。
ということで、幹肌のアップを。
古い樹皮がはがれ、赤褐色の滑らかな樹皮が現れてきます。
お客様から、病気?枯れそうなの?とお問い合わせをいただくこともありますが、ご心配はいりません。
まっすぐに伸びる幹の肌合いは、美しいですね。
続いては、
ヤマモミジ。(手前のほうです。奥は先々週ご紹介したカツラの株立です。)
カエデ科カエデ属。
イロハモミジの変種の一つで、名前は山に映える紅葉の意味だそうです。
紅葉が終わり、剪定の時期になりました。
ここで、一つ注意事項。
株の根元をよく見てください。
実際は、もーっと近づかないといけませんが、根元の地面に木くずが落ちているか観察してくださいね。
この木くずの正体は、カミキリムシが卵を産み、その幼虫であるテッポウムシが侵入した形跡です!
樹幹の中を食い荒らし、木が枯れます、、、。弱った幹に入りやすいと言われいます。肥料をあげて健康な状態にしてあげることが予防の一番。
今年も夏の初めごろから、お客様宅のモミジにテッポウムシが侵入しました。
もし、木くずを見つけたら、ご相談ください。
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