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執筆者の写真庭チャンネル 宮城

ニュージーランドのガーデニング その2



前回は個人邸のお庭を見ていただきましたが、今回はストリート、通りです。

ガーデニングコンテストの部門には、個人のお庭の部門の他に、お隣近所で参加する、ストリート部門というのもあります。

上の写真は、残念ながら賞を取った通りではありませんが、こんなにきれいなんです。

日本と比較すると、歩道の広さが違うのは仕方ありませんが、道行く人を楽しませるという事はなんて素敵なことでしょう、と思わざるをえませんね。



近づいてみて行くと、かなりコントラストのはっきりとした花の色使いをしているのがわかりますね。

そして、花の植え方はそんなに凝らずに、単調に色を交互に使用しています。

また、道路との境界を少し空けて、フェンスをしています。

フェンスの前に草花を植えるスペースを設けているので、土留め代わりに使用しているブロック(構造物)がちょうど良く隠れて、やさしい印象になっていますね。



フェンスの向こうのガーデン。

思わず覗き込みたくなりますねー。

シバフ(西洋芝)の手入れが行き届き、カラフルな草花の配植は、私たち日本人の感覚と少し違うかもしれませんね。

この部分は、道路に面しているのでフロントガーデンの部分です。向こうでは、このフロントガーデンの部分を道行く人とも共用する景観として考え、オープンにしている方が多かったです。

ただし、敷地が広いこともありますが、必ず家の向こうにはプライベートガーデンやバックヤードガーデンがあり、誰の視線も気にせずくつろげる、リラックスできる庭がありましたね。

ここは、大きなポイントだと思います。日本の家作りは日当たりを気にするあまり(確かに重要なことですが)、道路から庭、家まで丸見えで落ち着かないというケースが間々ありますね。

見せる部分と見せない(視線を気にせずくつろげる)部分をはっきりと分けたデザインを考えることはとても重要ですね。

そうそう、視線が気になりどうしようかとお困りの方。

是非、お問い合わせください。

お好みのデザインを提案差し上げます!

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